相殿
本殿とは別の神様を祀る社殿のことを「相殿」といい、彌伽冝神社の境内には、合せて九つの相殿がございます。各相殿に祀られている祭神を参拝順にご紹介します。
須佐之男命(すさのおのみこと)と皇室の祖神で日本国民の総氏神とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の間に生まれた五男三女神の荒魂をお祀りしている。八代荒神さんと呼んでおり、荒神は火の神、竈(かまど)と云われる。九月十三日に例祭を執り行う。
相殿神
須佐之男命(すさのおのみこと)
相殿神
天照大御神の五男三女神
八代(はったい)神社
鹿島神社で祀る武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は、日本神話に登場する神で雷神、かつ剣の神とされ、相撲の元祖ともされる神である。
香取神社で祀る経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、諸説があるが、刀剣の威力を神格化した神とされている。両神とも関係が深いとして、対で扱われる事が多い。
相殿神
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
相殿神
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
鹿島、香取神社
行永の旧舞鶴海軍病院の守護神として伊勢神宮から天照大御神の御霊代を勧請し昭和十八年五月に鎮座した神社であったが、終戦後当神社内に移転した。毎年十月頃に三安会等により秋祭りを執り行う。
相殿神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
三安(みやす)神社
「古事記」「日本書紀」に登場する日本神話の神である。国津神(くにつかみ)の代表的な神で天孫降臨で天津神に国土を献上したことから「国譲りの神」とも呼ばれる。出雲大社の祭神国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されている。また、縁結びの神としても知られる。
相殿神
大国主命(おおくにぬしのみこと)
出雲(いずも)神社
百貨店の神として知られ、市場の産業に繁栄をもたらす市の守り神として仰されている。
相殿神
大宮能売大神(おおみやのめのかみ)
森光稲荷神社
「日本書紀」の五穀 起源神話に登場する食の神である。
相殿神
保食大神(うけもちのおおかみ)
若宮稲荷神社
稲荷神として馴染みの神で、一般に商工業方面に霊威を発揮する神として信仰されている。
旧キリンビバレッジ舞鶴工場に祀られていたが、工場移転に伴い当神社に平成二十五年十一月十一日に移転され祀られている。
相殿神
宇迦之御魂神(うたのみたまのかみ)
麒麟(きりん)稲荷神社
水の神である。
相殿神
罔象女神(みつはのめのかみ)
水(みず)神社
日本書紀に登場する神で伊弉諾尊(伊邪那岐命・いざなぎ)と伊弉冉尊(伊邪 那美命・いざなみ)の間に産まれ天照・月読・蛯児の次に当たる。
相殿神
須佐之男命(すさのおのみこと)